
我が家もそうでしたが、チームを選ぶ時、いろんな要素を複合的に考えるかと思います。
歴史・指導者・指導法・強さ・リーグ・人数・送迎の負担・費用・雰囲気・一緒に行く仲間・その後の進路・ユニフォームなどなど。
また、入ったものの「こんなはずじゃなかった・もっと自分に合うチームが見つかった」と退部や移籍をすることもあるでしょう。
優先順位が変わったり、家庭の事情や人間関係の変化などありますので、個人的には「移籍はもっと自由に!」と考えていますし、サッカー以外に「やりたいことが見つかった」のであれば、それは喜ばしいことなので、ぜひ心新たに挑戦してほしいなと思います。
そんなチーム選びについてですが「一番大事にしてほしいこと」があり、そのことに少し触れたいと思います。
お店選びに例えると
例えば、誰かと食事に行くとして「お店を選ぶ」場合を考えます。
- 高いけど巷で有名なシェフがつくる老舗の名店か
- とにかく雰囲気が最高なお店か
- 大人数でワイワイ騒げる大衆居酒屋か
- 早く安くお腹いっぱいになる近くの食堂か
このお店選びで一番大事なのは「目的」です。
- 長居して、近況報告や昔話で盛り上がりたいのか
- 恋人にプロポーズするためか
- 冒険心から、新しいお店を開拓したいのか
- 給料日前なので安く済ませたいのか
目的、つまり「何のために」がハッキリしないと、お店を選ぶことはできません。
プロポーズ目的で、賑やかな居酒屋を選んだり
給料日前で安く済ませたいのに、有名シェフのお店に入ったり
同窓会で盛り上がりたいのに、落ち着いた静かなお店を選んだり
こんな状況をみたら「そりゃそうだよね」と、多くの方が間違いの原因に気が付くと思います。
チームの方向性・優先順位
お店を選びと同じく、チーム選びについては「目的・方向性・優先順位・方針」がとてもとても大事です。
チームは何を「目的」として運営しているか?
方向性、優先順位、運営方針は何か?
ですので、まずここを「確認」することをお勧めします。
- 子ども達がやがて進む「世の中」は、競争が当たり前で結果が全ての世界。だから「プロセス」よりも結果を重視し、その厳しさの中で戦える子に育ってほしい(欧州のクラブのように)
- 目先の勝ち負けよりも、その先のカテゴリで活躍できる「技術」にこだわりたい
- 進路や進学に有利になるように「結果」を優先し、より上のリーグ、上位の大会を常に目指し、個々の選手が「進路を選べる」ことを優先する
- 試合では経験を重視して、機会の平等を担保し、基本は全員出場。ただし公式戦ではその時のベストの布陣で戦う
- 試合では結果を重視し、常にベストメンバーを選出し、それにより「競争」を促してレベルアップを目指す
- 費用はかかっても、遠征をたくさん経験し、二度とない中学年代にいろんな経験や思い出を作ってあげたい
- なるべく費用を抑え、サッカーだけでなく、その他のいろんな経験もできるように、地域で工夫して運営したい
- 時代遅れかもしれないが、厳しいコーチングでたくましさを育て、その中でも踏ん張れるメンタリティを身につけてほしい
- ポジティブなコーチングに徹し、楽しさを原動力とし、選手の自発的なモチベーションで成長してほしい
ここに挙げたのは「一例」ですが、これらを確認しないで入部すると「間違ったお店に入り後悔する」と同じことが起きます。
チームとしての一貫性
玖珠U15では、この部分(目的・方向性・優先順位・方針)を明確にし「文章化」するために、現在、検討を重ねています(2月中にはまとめます)
文章化の理由は「スタッフによってバラバラ」を避けるためで、この部分が曖昧だと「その時々で基準が変わり、一貫性がなく、スタッフによって言っていることが違う」が起こります。
この部分は改めて記事にしますが、もしチーム選びの際に「ここが不透明」な場合は、そのチームの指導者に
「チームの理念や目的、方針やコンセプト」
「試合や練習についての指針」
「育成についての優先順位」
これらを聞いてみるのも良いかもしれません。
可能なら「入る側の目的」も
ちょっと難しい作業かもしれませんが、可能であれば
選手・保護者が、チームに所属することの目的は何か?
つまり「何のため」にチームに入るのか?
ここを一度、冷静に考えてみることをお勧めしています。
- 本気でプロを目指すため
- サッカーの強い高校に進むため
- 厳しい競争の中で切磋琢磨するため
- 最高の思い出を作るため
- 技術やスキルを徹底的に磨くため
- 生涯スポーツとしてサッカーを楽しむため
- サッカーだけでない、いろんな経験をするため
もちろん小学生・中学生では「まだわからない、はっきりしない」かもしれません。
ただ「考えてみる」ということは大事で、きっと良い機会になると思いますので。


